実際に住宅購入にかかった費用と節約できた金額の詳細を見ていきます。
”住宅を購入しよう”と思ったきっかけから、どのように物件を探したか、物件購入の決め手は何だったのか、コストをどのように節約したかなど、住宅を購入するまでを解説します。
住宅購入にかかった諸費用と節約できた金額
場所:名古屋市港区
種別:新築戸建4LDK2階建て
面積:41坪
家族構成:ご夫婦
年齢:34歳
年収︰355万円
勤続年数︰2年
物件価格:2890万円
諸費用:101万4,418円
自己資金:691万4,418円
借入金: 2300万円
月々の返済額: 6万8,356円
【諸経費内訳】
登記費用:33万5,780円
表題登記費用:6万4,800円
固定資産税等: 678円(2日分)
銀行融資手数料:18万4,000円
火災保険:25万6,360円
追加工事(網戸): 8万6,400円
適合証明書: 8万6,400円
【銀行の借入詳細】
借入銀行:優良住宅ローン(フラット35)
金利種別:固定金利
金利:1.315%(団信付き)
借入年数:35年
月々の返済額:6万8,356円
【コストダウン出来た合計額】
価格交渉:2,990万円→2,890万円 ▲100万円
仲介手数料:99万7,920円→0円 ▲99万7,920円
銀行費用:69万676円→18万4,000円 ▲50万6,676円
(地銀からフラット35に切替)
適合証明書取得費:+86,400円
(フラット35借入に必要)
コストダウン合計額:▲241万8,196円
見学件数:5件
問い合わせから引き渡しまでの日数:83日間
結婚したら家を買おう!
*パンダさんの悩み*
結婚したら、家を買おうとお金は貯めたけど、何から始めていいかわからない、、、
*悩みを解決しました*
勇気を出して、不動産会社に問い合わせることで、やるべきことと購入の順序がわかり、効率的に家探しができました。
パンダさんは結婚して5年です。
「結婚したら家を買おう!」と決めていました。
共働きということもあり、頑張って
700万円住宅資金として貯めました。
住宅ローンもできるだけ
早く完済したいという堅実な考え方です。
パンダさんは家を買うなら
新築戸建と決めていました。
通勤に便利で、
現在住んでいるところからできるだけ
環境が変わらないところに
買いたいと思っていました。
閑静な住宅地ではありませんが、
子供の頃から育った環境で
馴染んでいるので気に入っています。
パンダさんの奥さんは京都の人!
名古屋は今住んでいる地域しかわかりません。
地域にも馴染んできたので、
港区で家を買うことに奥さんも賛成です。
徹底的に検索して調べる
とりあえず、
パンダさんの奥さんが、
インターネットで検索してみました。
「100万円もお得になるなら」
と勇気をだして、
メールで物件の資料を
請求したのがはじまりです。
近所に建築中の物件を問い合わせ、
見学を希望しました。
公園が前に広がる立地で日当たりも良好。
パンダさんご夫婦どちらも場所は気に入りました。
5現場だったため、
どの区画がいいか間取りをみて
家具の配置など色々考えてみました。
問い合わせた新築戸建はまだ完成していません。
室内の内装や設備を確認するため、
同施工会社の完成物件と
その他の3物件も合わせて、
次の週末に見学することにしました。
パンダさん夫婦は、
一番価格が安く、
庭のある日当たりのいい、
延長敷地の4号棟が第一候補です。
設備の色や床の色なども
細かく確認したかったので、
4号棟の図面と設備の仕様書を
取り寄せて欲しいと依頼して、
現地で確認しました。
実際に完成物件を見学することで、
設備の仕様や色も確認でき、
広さのイメージも出来たため、
未完成物件でも決断することが出来ました。
物件が決まりました!
資金計画は一番大切です
次に、資金のこと、
価格交渉のことなど、
パンダさんは具体的な相談に入りました。
・事前審査して借入可能額や金利を確認したい
・価格交渉はできるのか
・住宅ローンの借り入れ銀行と金利の選び方
上記3点をコメダ(名古屋人御用達)で2時間半話し合いました。
数日後、
事前審査の結果を待って、
夫婦で再度現地を確認して、
購入の申込みをしました。
未完成物件だったため、
ゆっくり検討する時間があったところが、
パンダさん夫婦にとってよかったようです。
価格交渉も通り希望通りの価格で契約に進みました。
不動産屋からのアドバイス
フラット35は取扱店によって
融資手数料が違います。
パンダさんは『優良住宅ローン』を選びました。
ネットでの手続きをしました。
自分ですべての手続きを
しなければいけないところが面倒ですが、
その分安く出来るので夫婦で頑張りました。
登記費用は、
優良住宅ローン指定の
司法書士と決まっています。
登記費用は、
登録免許税の税額は決まっていて、
司法書士報酬もほとんど変わらないので
どこで頼んでもさほど費用は変わりません。
追加工事は、
引渡の日までに完了しておきたかったので
施工会社指定の業者で発注しました。
価格は一般的な価格ですが、
施工会社指定の業者の場合、
決済前に工事をしてもらえるところが
いいところです。
引渡後の工事だと、
引っ越しが遅くなってしまいます。
その分の家賃が発生します。
こだわらないのであれば、
施工会社に頼むのがスムーズです。
パンダさんの新築戸建は
建築中だったので、
家具や家電を選ぶ時間もできました。
建築の進行状況を見られたことも、楽しく良かった点です。
夢がどんどん広がって嬉しい気持ちで過ごせました。
完成した時のパンダさんご夫妻の嬉しそうな笑顔が印象的です。
完成した新築戸建で一緒に写真撮りました♪
パンダさんは、夫婦力を合わせて協力して、住宅購入に積極的だったところが、短期で購入できた一番の要因だったと思います。
✔まとめ
*パンダさんを参考にしたいところ*
・子供が生まれるまでに頭金を貯めると住居費が安くなり安心
・面倒くても徹底的に調べることでコスト削減に成功できる
・フラット35にすることで、今後の家計の資金計画が立てやすい
・未完成物件でも設備や広さを同施工会社の完成物件で確認できたため、早く決断できたことと、ゆっくり家具など選ぶことができた
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