名古屋市で新築戸建を探している方からよく聞かれるのが
「建売住宅って値引き出来ますか?」という質問です。
ネットやSNSでは「100万円下がった」「大幅値引き成功」などの話しも見かけますが
実際の現場では少し事情が違います。
結論から言うと建売住宅は値引き出来る場合もありますがいつでも大きく下がる訳ではありません。
そして値引き交渉だけに集中すると判断を間違えることもあります。
この記事では建売住宅の値引き交渉の現実と買主さんが損をしないための考え方と交渉のコツをわかりやすく解説します。
建売住宅は値引きしにくいのか?
建売住宅は分譲会社が「販売する前提」で価格を設計しています。
周辺の成約相場をもとに価格を決めて
どれぐらいの期間で売れるかという回転率等を前提に
利益幅を設定していたりします。
なので最初から非現実的な価格ではんばいされることはありません。
(売出直後や完成前は少し割高な場合もありますが・・)
部屋の大きさによる金額の増減、設備のグレードを変更することでの
価格調整などができる注文住宅とは違う部分です。
値引きできるケースとできないケース
全ての建売が同じ条件ではありません。
値引きの可能性は状況によって変わります。
値引きの可能性があるケース
・完成から時間が経っている
・売れ残り区画になっている
・分譲業者の決算が近い
・同じ分譲地でも在庫が多い
値引きが難しいケース
・販売開始直後
・駅近などの人気エリア
・残り1棟
・問い合わせが多い物件
つまり「物件の鮮度」と「需要」で決まります。
現実的な値引き幅の目安
名古屋エリアの新築戸建で多い値引き幅は
30万円~80万円前後だと思います。
100万円以上の交渉は現実的には難しいです。
SNSなどで見聞きする「300万円・500万円」という交渉幅は
名古屋では少し考えにくいです。
(首都圏など1億円を超える物件ではあり得るかもしれませんが)
値引きを期待して物件選びをすると後々の判断を誤りやすくなります。
値引き交渉より重要なポイント
物件の状況によって値引き交渉ができないこともあります。
そんな時に大事になって来るのは諸費用の節約です。
物件購入で一番大きな諸費用は「仲介手数料」になることがほとんどです。
(追加のオプション工事やリフォームをしない限りは)
3,000万円の物件だと100万円以上
4,000万円の物件だと138万円にもなります。
仲介手数料以外にも「住宅ローン代行手数料」のような謎の費用が発生しているケースもあります。
先日、お客さんから明細を見せてもらいましたがその業者さんは「33,000円」でした。
過去には55,000、88,000円、165,000円などの金額を見たこともあります。
本当に見るべきなのは「総額」で間違いありません。
値引き交渉するならこの伝え方
交渉するにも伝え方が重要です。
効果が出やすいポイント
・書面にて提出
・契約の時期、引渡し時期を売主さんに合わせる
・近隣の成約価格を確認する
・住宅ローンの事前審査を済ませておく
ただ単に「安くして」では交渉は難航します。
「条件が整っていて購入可能な買主さん」であることを示すのが効果的です。
「この物件を〇〇〇〇万円で買うつもり」
と何故か勝手に値段を決めている方もいます。
まぁ自分が買いたい値段を決めるのは自由ですが
最終的に値段を決めるのは売主さんということを忘れないようにしましょう。
すでに値下がりしていて相場通りの価格の場合や今の価格でも赤字という場合ももあります。
駅近、人気学区などと条件が良い物件もあります。
無理に値引きしようとして良い物件を逃す方が長期的には不利になることもあります。
失敗しないための判断基準
建売住宅を検討する際には次の基準で判断してください。
・物件価格だけで決めない
・総支払額を検討する
・値引きありきで考えない
・資金計画の安全性を確認する
これが結果的に「損をしない買い方」になります。
周辺の相場や販売開始から現在までの価格推移(値下げ状況)などを考慮して
値下げの余地があるかを知りたい方は気軽に連絡してください。