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新築戸建の火災保険で損をしないように気を付けましょう!

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新築戸建の火災保険で損をしないように気を付けましょう!

カテゴリ:不動産屋社長の役立つブログ


住宅ローンに火災保険は必須デス

住宅ローンを利用して
住宅を購入する時には
必ず火災保険に加入しなければいけません。
意外と知らない方も多いですが
住宅ローンの借入要件のなかに
「火災保険への加入」という項目があります。

銀行から借入をすると
担保として土地、建物に抵当権という権利が設定されます。
万が一、住宅が火災で焼失してしまった時に
担保である建物がなくなってしまうので
そのリスク部分を保険でカバーしてね。
という考え方です。

ちなみに火災保険料は
借主さんの負担になります。

この火災保険はプランや補償額によって
大きく金額が変わってきます。

何も知らずに保険屋、不動産屋に
言われるがまま加入すると大損することになります。

新築戸建の火災保険はどれぐらいの補償に入れば良い?

当店の直近のお客さんの例だと
新築戸建を3,380万円で購入しました。
この3,380万円というのは
土地価格+建物価格です。

契約書には
土地価格:2271万3600円
建物価格:1007万8546円
建物消費税:100万7854円
と記載されています。

火災保険は建物分入れば問題ないので
建物価格である1000万円分ぐらいであれば
大丈夫ということになります。

ですが万が一、火災で全焼してしまったら
新たに建物を建築する必要があります。

ローコスト住宅もありますが
流石に1000万円では建築できる家が
制限されてしまいます。

ちなみに新築戸建の契約書上の
建物価格は安めに設定されています。
理由としては
土地には消費税が掛からず
建物には消費税が掛かるからです。

つまり同じ3,380万円でも
土地価格:1,500万円
建物価格:1,880万円(税込)
だと消費税が170万円ほどになるので
先ほどのお客さんの例と比べると
約70万円も消費税が高くなります。

消費税は売上ではなく
お客さんから預かったお金なので
決算時に税金として納めなければいけません。
建物価格を安めに設定しているのは
支払う税金を少なくするためです。

こういった点を考慮すると
建物の補償額としては
1,500万円前後にするのが良いと思います。
1,500万円あれば恐らく同等程度の建物は建築可能です。
(今回は飯田グループ系の建売で考えています)

また火災保険は建物だけではなく
家の中にある家財(家具や電化製品、服など)
にも保険を掛けることができます。

家財保険は建物保険と比べて保険料が高いですが
使い勝手が良いので加入するのがおススメです。

家財の保険料はお持ちの家具や家電によって
決めれば良いですが補償金額が高くなると
保険料は驚くほど高くなります。
私としては100万円~200万円ぐらいの
補償金額で良いと思います。

新築戸建の火災保険にはどのような補償をセットすると良いか?

さてここまでで建物価格に対する補償額を決めることができました。
続いてはどのような補償に加入するかを検討していきましょう。

火災保険は火事で建物が燃えた時は当然利用できますが
それ以外にも様々なリスクに備えることができます。

その中の代表例としては水災です。
マンションだとはほぼ付けることはありませんが
戸建だと付けておいた方が安心ではあります。

ですが購入する地域が
高台であったり
ハザードマップを確認して
浸水の可能性がほぼないのであれば
外しても問題はありません。

個人的に
「これは付けておいた方が良い」
と思うのは
「汚損・破損」です。
(保険会社によって呼び名は違います)

どういった補償かというと
・物を落として床が傷ついた
・駐車する時に建物に衝突して壁の一部が壊れた
など自分の不注意や過失でも補償がされるものです。

家財保険も加入していれば
・誤ってテレビ台からテレビを落とした
・模様替え中にドアを壊してしまった
といったことでも修理が可能です。

ほとんどの保険会社さんでは
3つほどのパターンがあるので
その中からご自身が付けておきたい補償が
あるものを選べば問題ありません。

ここまでの説明の内容で
火災保険に加入した場合、大体30万円~40万円程です。

なので不動産業者からの見積もりが
50万円とかになっているなら
ほとんどが無駄な保険金を支払うことになるのでご注意ください。
(補償内容によりますが)


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