ご契約頂いたお客さんから火災保険についての相談があったので
ブログで共有しようと思います。
お客さんがネットで取得した見積もりはこちら
(建物:1,450万円 家財300万円)
文字が小さくて見にくいかもしれないので文章で説明していきます!
一番、保険料が安いのは第3位の日新火災です。
保険料的には一番安いのですが「風災、ひょう災、雪災」の部分が20万円以上の損害の場合しか適用されないのでこれは却下。
風災で壊れるものはカーポートや雨樋などですが状況によっては
20万円以下の修理代になることも多いです。
続いて表の右側2つですが補償内容はほぼ変わりません。
なので右から2番目のAIG損保も却下。
同じ補償内容なら安いほうが良いとの判断です。
続いて表の左側2つですも補償内容はほぼ変わりません。
というか左側の方が補償内容が良いです。
補償内容が良く保険料も安いので右から2番目も却下。
ここで残ったのは
一番左の楽天損保(162,950円)
左から4番目の東京海上(156,390円)
一番右の損保ジャパン日本興和(151,250円)
となりました。
この3つは基本の補償内容はほぼ変わりません。
であれば一番安い損保ジャパンが良いかと思いきや私の考えはそうではありませんでした。
結論から言うと私がお勧めしたのは
一番、保険料が高い「楽天損保」です。
差が出たのは
「事故時諸費用」と「特別費用」の2つです。
事故時諸費用というのは損害保険金が支払われる時に上乗せして支払われる費用です。
仮に損害額が30万円だった場合
楽天損保(30%)だと39万円が支払われます。
東京海上、損保ジャパンはここが10%です。
そして特別費用は基本補償の事故が原因で全焼・全損した売位に支払われる費用です。
楽天損保は20%ついているのに対して東京海上、損保ジャパンはこの補償がありませんでした。
というわけで1万円ほど高くはなりますが楽天損保をおススメしました。
万が一、住宅が全焼した場合で保険金を計算してみると
楽天損保
基本補償:1,450万円
事故時諸費用:435万円
特別費用:290万円
合計:2,175万円
東京海上
基本補償:1,450万円
事故時諸費用:100万円
合計:1,550万円
損保ジャパン
基本補償:1,450万円
事故時諸費用:100万円
合計:1,550万円
となります。
保険料は1万円ぐらいしか変わらないのに
支払われる保険金は600万円も変わります。
であれば楽天損保が一番良いのではないかなぁという判断です。
このように複数の見積もりを取ることで
保険料はもちろん、補償内容なども比較ができます。
自分自身に合ったプランで加入しましょう!
当店ではこういったアドバイスもさせて頂きます!
Aplace株式会社 矢島敬章
【関連ブログ】