住宅ローンを選ぶ
変動金利か固定金利か?
誰もが悩む難しい選択です。
教科書『秘伝の住宅購入講義』講義4【11】で
住宅ローンについては、
ほぼ把握したと仮定して、
王道ではない大胆な決め方を
ここで提案してみます。
2つの住宅ローンの金利の違いはココ!
変動金利
→自分が金利のリスクを負う
固定金利
→銀行が金利のリスクを負う
”ストレスを感じない”選択が正解だと
個人的には思っています。
はじめに考えてもらった
『家にもとめているものは何か』
という視点から、
シンプルに考えて選んでみてはどうでしょう。
あなたはどっち派?住宅ローンを選ぶ
家を資産としての投資と考える派
→ 変動金利
家は人生を豊かにしてくれるものと考える派
→35年固定金利
♦「家は資産としての投資」派
総支払い額を最優先に考えます。
繰り上げ返済や
住宅ローンの借り換など、
金利の動向を常に注視して
対処する必要があります。
住宅ローンの金利より高い利回りで
資金運用をするという作戦もあります。
そのように
金利のリスクを自分で負って
その都度的確に対処すればいいのです。
それならストレスがありません。
そんな人には変動金利が向いています。
総支払額に徹底的にこだわって
できるだけ総支払額を安くできるよう
しっかり考える人向きの借入方法です。
※間違っても、よくわからずに「変動金利のほうが月々の支払いが安くてお得な感じだし、この金額ならなんとか月々払える」などと安易に思う人は変動金利を選ばないほうが無難です。
♦「家は投資ではなく人生を豊かにしてくれるもの」派
金利の動向を気にしたり、
月々の支払いが上がると
それがストレスになってしまう人には
35年固定金利が向いています。
金利がストレスになって
豊かさが感じられなければ
なんのための家か
わからなくなってしまうからです。
金利は変わらず、
月々の返済額も35年間同じなので、
気にしなくてもよく安心です。
繰り上げ返済はあまり考えず、
住居費として決まった額だと割り切る!
それも一つの考え方です。
総支払額は変動金利より
高くなる可能性は十分ありますが
そこは安心をお金で買うイメージと
考えるとスッキリします。
ちなみに
家を投資として考える人より
人生を豊かにしてくれるものとして
購入する人のほうが圧倒的に多いものです。
(衝動買いの人も含むw)
そして、
散々悩んで決めた住宅ローンも
借りてしまえば、
どんな商品を選んだか
金利は何%だったかなど
すっかり忘れている人がほとんどです。
金利の動向は35年先まで誰にもわからない。
だったら、
こんな決め方もアリ
なのではないでしょうか?
これは選ぶ時の考え方の一つです。
しっかり勉強してよく考えてみてください。
なにが正解かは、
住宅ローンの支払が
終わった時にしか
わからないものなのです。
とは言え、
現在の金利では、バブル前期ぐらいまで金利が上がってこない限り、
住宅ローンの総支払額は変動金利の方に軍配があがる計算になりそうです。
自分に合う住宅ローンのタイプ
・
※団体信用保険も
『がん団信』をつけるかどうか悩みますが、
面倒くさがらず、
しっかり内容を理解した上で、
自分の加入している生命保険など
考慮しながら決めてください。
このタイミングで、
保険を見直して
人生の資金計画を長期で
立て直してみるのもいいですね!
※ただし、
インチキなファイナンシャルプランナーなど、
高い保険を売りつける保険外交員もいるので、
相談には注意が必要です。
団体信用保険の種類
・
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