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先延ばしにする事にメリットなんて一つもない!?

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先延ばしにする事にメリットなんて一つもない!?

カテゴリ:不動産社長の本音


お客さんと購入の時期についてお話しをしていると
・すぐに買わなくてもいい
・焦っていない
と言う方が一定数いらっしゃいます。

こういう発言が出る方は住宅購入が進まない可能性があります。
というのも人間って期限がないと決断ってなかなかできないものです。
ましてや人生で1回と言われる住宅購入では尚更です。

現段階で住宅を探しているのであれば
今日、明日にでも購入をした方がメリットは大きいです。

デメリットについて解説していきます。

住宅ローンの借入年数が短くなる

ほとんどの方が住宅ローンを利用して住宅を購入します。
でこの住宅ローンというのは完済年齢が決められています。

80歳で完済、75歳で完済など銀行によって違いはありますが
誰でも35年ローンが組めるわけではないです。

返済年数が短くなるということは
同じ金額を借りた場合、月々の返済額は高くなります。

3,500万円を金利0.5%の返済例は
35年:90,855円/月
30年:104,717円/月
25年:124,135円/月
となります。

住宅ローンの借入可能額が少なくなる

返済額が高くなるということは
借入できる金額自体が減ることにもなります。

年収が600万円で返済比率が30%とすると
35年返済:約5,778万円
30年返済:約5,013万円
25年返済:約4,228万円
となります。
5年間、返済期間が減ると
約700万円ほど借入可能額が減ってしまいます。

実は私が考える問題は
借入可能額が下がることではありません。

お客さんによっては
借入可能額の目一杯まで借入しようとする人もいます。

まぁ5年間も探している人は少ないですが
35年返済が30年返済になったら
借入可能額が700万円も変わります。

そうなると
「今まで探していた物件より安い物件を探す」
ことになります。

ポータルサイトなどで700万円の価格差がある物件を比べてみてください。
明らかに建物のグレードが違ったり
築年数が新しかったり
土地面積が大きかったり
立地が良かったり
人気の地域だったり
フルリフォームされていたり
します。
誰がどうみてもはっきりわかる違いです。

5,700万円で探していて物件が買えていない人が
5,000万円で探して気に入る物件があると思いますか?
その通り!まず気に入る物件は見つかりません。

気に入っていないのに住宅を購入する人はほぼいません。
なのでこの人は「住宅を買えない人」になってしまいます。

物件価格が高くなっている

物件価格が高くなっているのは
ここ1~2年の話しではありません。

私が不動産の仕事をスタートした15年以上前から
ずっと不動産価格は上がっています。

15年前だって
将来的に日本の人口は減るから
どこかで物件価格は下がるだろう
と言われていました。

東日本大震災の影響で一時的に下がったこともありますし
コロナの影響で物件が動かず値下げして販売された物件もあります。

ですがコロナも収束したと言われている
現在、東京のマンション販売価格は過去最高額を更新しています。

東京だけではなく名古屋の物件も高くなっています。
これは新築、中古のどちらもです。
コロナの前、後で体感的には1割ぐらいは価格が違う気がします。

以前は3,500万円で販売されていた物件でも
今は4,000万円で販売されています。

同じ予算で探すのであれば確実にグレードは下がります。
また予算を上げた所で以前探していた物件と大差はありません。

昔は50万円で新品が買えたロレックスエクスプローラー1も
今では買えなくなりました。
新品が買えないので中古の値段も高騰しています。
(チラッとみたら80万とか100万とか)

私が高校生の頃に買ったバイクは
当時、中古で30万円しないぐらいでした。
それが今では安くても70万円とかです。
(乗らなくなり友人に10万円で売りました・・)

昔の値段を知っているだけに
欲しいと思っても流石に手が出せません。

これは住宅にも言えることだと思います。

病気になる可能性がある

住宅ローンを借りる時は
団体信用生命保険が必須となります。

団体信用生命保険の加入条件はそこまで厳しくはないですが
人によっては通らないこともあります。

直近でNGとなった方は
・脂質異常症
・うつ病
・緑内障
当然ですが現在進行形でガンの方や
過去に心筋梗塞などになったことがある方も厳しくなります。
(脳卒中で半身に軽い麻痺がある方はNGとなったことがあります)

会社で健康診断をしていて再検査となる項目があるだけで
NGにはなりませんが再検査の結果が悪ければNGとなる可能性はあります。

私も40歳になり今までと比べると経過観察、再検査が増えています。
(コレステロール、血圧、尿酸値、血糖値、γGTP・・・)

年齢が高くなればそれだけ病気のリスクは上がります。
実際に病気になれば住宅ローン自体が組めない可能性も出てきます。
若く元気な内に借りておくは悪い事ではありません。


家を買うと考えている方であれば
気に入る物件があれば前に進めて問題はないと思います。
(大前提は資金計画などに問題がなければです)

数ヶ月待つことで値下がりすることもあります。
ただ他の誰かが購入するというリスクがあります。

予算内の物件だけど
「安く買いたいから値下がりを待つ」
という考えは乱暴な言い方をすると
「愚の骨頂」です。
実際にそれで買えなくなったお客さんを何人も見てきているので。




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