住宅購入は聞きなれない用語が飛び交います。
重要事項説明書、契約では
法律用語が多いですが
それ以外にもお客さんが混乱する部分があります。
銀行手続きも目途が立ったので
引渡し日は決めようと連絡をしました。
その際の会話はこんな感じでした。
私:お引き渡し日はいつが良いですか?
お客さん:2月10日の午前中に銀行に行くので午後でお願いします。
私はこの時点で「???」でした。
金消契約も終わっているし
次に銀行に行く用事はお引き渡ししかないからです。
お客さんの中では
融資が実行(お客さんの口座にお金が入金される)
↓
売主さんに残代金を支払う
↓
お引渡し
だと思っていました。
まぁ流れはあっていますし
間違いではありません。
ですが融資実行、残代金の支払い、引渡しは
全て同じタイミングで行います。
お引渡し当日は
買主さん、売主さん、仲介業者、司法書士が
銀行に集合します。
司法書士が書類をチェックし
所有権移転が問題なく行えるという
状況でお客さんの口座に借入金が入金されます。
これが融資実行です。
そしてその後、振込手続きを行い
売主さんに残代金を支払います。
これが決済です。
振込が確認できたら
売主さんから買主さんに
鍵が渡されます。
これが引渡しです。
なので
融資実行=決済=引渡し
となります。
(所有権移転登記も同じ日に行います)
色々あって大変そうだなぁ
と感じるかもしれませんが
基本的には
・司法書士への委任状の記入
・振込、引出伝票の記入
ぐらいなのでそんなに大変ではありません。
この2つだけだったら10分もあれば終わります。
ただ振込手続き→売主さんへの着金
に時間がかかります。
なのでトータルでは1時間程です。
半分以上の時間は雑談をしているだけです(笑)
お引渡しが終わって鍵を受け取れば
その日から住宅は買主さんのものなので
その日に引っ越しもできます。
何かとわかりにくい業界ですが
わからないことは営業マンに質問しましょう。
私自身は出来るだけ丁寧に説明するようにしていますが
それでも今回のようなことがおきます。
ろくに説明をしない営業マンが担当だと
不安になることも多々あると思います・・。