全体の流れを理解しよう！
前回までで住宅購入で必要な知識は
一通り解説しました。
後は実際に見学して
住みたい住宅を見つけるだけです。
ですが住宅購入は購入する物件が決まってからも
やらないといけないことが多いです。
今回は住宅が決まってからの流れを解説していきます。
各項目に関しては次回以降で詳しく解説するので
今回は全体の流れを把握しておきましょう。
流れとしては
購入申込書の提出
↓
不動産売買契約
↓
融資本申込み
↓
金銭消費貸借契約
↓
お引渡し
↓
お引越し
となります。
新築戸建を購入した
実際のお客さんのスケジュールだと
１１月２日 融資本申込み
１１月４日 購入申込書の提出
１１月７日 融資承認
１１月１０日 不動産売買契約
１１月２２日 金銭消費貸借契約
１１月２９日 お引き渡し
でした。
このお客さんはフラット35を利用したので
不動産売買契約の前に融資の本申込みをしています。
フラット35は事前審査は代理店が行い
本申込みの審査は住宅金融支援機構が行います。
一般の銀行と違い、審査をする窓口が変わるので
事前審査が承認されても本申込みで否決となることがたまにあります。
（銀行の場合はほぼありません）
なので契約前に本申込みをして融資承認を取得しています。
地銀を利用したお客さんのスケジュールは
９月１日 購入申込書提出
９月７日 不動産売買契約
９月１０日 融資本申込み
９月２０日 金銭消費貸借契約
９月３０日 お引き渡し
でした。
完成済みの新築戸建の場合は
購入のお申込からお引き渡しまでは
大体、一カ月ぐらいです。
その間に融資の本申込みをしたり
住民票を取得したり、住所移転をしたり
しないといけません。
それ以外にも現在のお住いの解約や
お引越しの準備も必要です。
しかも役所は平日しかやっていないので
お仕事の合間に行く必要があります。
申込後のスケジュールを
あまり説明しない不動産業者さんもいるようなので
あらかじめスケジュールを把握しておきましょう。
