ボーナス払いはオススメしない
今年はほとんどの会社が減額になったようですね。
ANAではボーナス０
JALでは前年比8割削減
となったようです。
ニュースになるのはほとんどが
上場企業や公務員の話しなので
民間の企業の減額幅は上場企業の比ではないと思います。
不動産広告（特に新築マンション）の資金計画は
多くの場合がボーナス払いが有になっています。
（しかもボーナス時の返済額が20万とか30万とか）
月々の返済を安く見せるために
こうした資金計画を作成しています。
実際にこの資金計画のように
購入する人がいるかはわかりませんが
もしこういった資金計画で購入していたら相当危険です。
会社勤めの方の多くは
「ボーナスがなくなることはないだろう」
と思っているかもしれませんが
ボーナスは普通になくなる可能性があります。
ANAやJALといった超大手企業だって
ボーナスがなくなるんです。
社員数人レベルの会社であれば
ボーナスはいつなくなっても不思議ではありません。
もちろん払えるのであれば払いたい
というのが経営者の本音ですが
そもそも払うお金がなければ無理な話しです。
会社というのは思ったよりお金が掛かっています。
当店のような小さな会社ですら
月々の経費は40～50万円必要になります。
なのでお客さんには
「ボーナス払いを利用するのは控えた方が良い」
と伝えています。
ボーナス払いを利用したいという方の多くは
月々の返済額を減らすというのが目的です。
つまり月々の返済に余裕がないので
ボーナス払いを利用するわけです。
そんな状況でボーナスカットされたら
支払いは難しくなる可能性が高いです。
多くの会社ではボーナスは支給されると思いますが
万が一、支給されなかった場合のことも考慮した方が良いと思います。
最悪な状況を想定しておいて
何も起きなければそれはそれで良いですし。
ボーナスで貯金ができれば
旅行も行けますし、繰り上げ返済を行うことも可能です。
ボーナス払いを利用しないと
購入できない物件であるなら
資金計画を見直すことをお勧め致します。
私のお客さんでボーナス払いを利用した方は
「公務員」の方だけです。
不動産営業マンは売ることに全力です。
売った後のことはあまり考えていないので
お気をつけ下さい。
色んな営業マンと話しをしたことがありますが
外ではいい顔をして
社内ではろくでもない営業マンもたくさんいるのでご用心を。
