1年ほど前に問い合わせがあったお客さんから連絡がありました。
一緒に住宅を探している時は
「この物件にしようかなぁ」
という物件もあり購入申込をする一歩手前までいっていました。
しかしその後、連絡が途切れたので私としては
「住宅を買うのを辞めたのかなぁ」
と思っていました。
※急に連絡が取れなくなることはちょこちょこあるので
で連絡がきてよくよく話しを聞いてみたら
「売主が直接、販売している物件だったので直接問い合わせれば安くなると思った」
と言っていました。
しかし売主さんの対応があまりにもずさんだったので
購入を断念したそうです。
そして仲介を通した方が自分にメリットがあると感じたようで
また一緒に住宅を探すことになりました。
「不動産のプロVS素人」という構図になります。
もちろんコンプライアンスなどもあるので
騙したりすることはないと思いますが
その契約が本当に平等なのかは判断が難しいです。
しかし仲介会社という第三者を挟んでいれば
契約書の内容を確認したり、不動産慣行に基づき判断することも可能です。
また売主さんは仲介会社と立場が違います。
売主さんは自社の物件をどう売るかを考えます。
言い方は悪いですが自社の物件が売れればそれでいいんです。
一方、仲介会社はどの物件でもいいから自分から買ってもらう必要があります。
つまり物件はどれでもいいんです。
自分を選んでもらうためにはお客さんとの信頼関係が必要です。
なので第三者として正直に話しをするしメリットやデメリットをきちんと説明します。
それ以外だと
「複数の物件を紹介してくれる」
という点もメリットに感じてくれたようです。
わざわざ自分で色々な業者さんに連絡する必要がないので時間的な手間が減ります。
複数の物件を比較することで自分の好みや優先したい条件などもはっきりしますし何より、物件を見る目が養われます。
それ以外にもあったかもしれませんが私が聞いた所はこの2点ですね。
もちろん売主さんが直接、販売していてもキチンとした対応をしてくれる業者さんもたくさんありますけどね。
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