不動産業界に限らず
「知っているか知らないか」
はとても大きな差です。
居住用の建物の仲介手数料は宅建業法上だと
貸主:賃料の0.5カ月分以内
借主:賃料の0.5カ月分以内
という決まりがあります。
ただし依頼者の承諾がある場合は
いずれか一方から賃料の1カ月以内を受け取ることができる。
という一文もあります。
「依頼者の承諾がある場合は」となっていますが
通常業務の中で
「宅建業法では0.5カ月分ですが1ヶ月の仲介手数料を払ってください」
なんて説明はしないでしょう。
というか私自身、したことはありません。
そしてこの仲介手数料を巡って裁判がありました。
それがこちらの記事
↓
この裁判では10万円以上の金額が返還されるようです。
10万円あれば結構、色々なことができますよね~。
これだって知っているか知らないかの差です。
とういか最初から知っていれば裁判すら必要なかったわけです。
(賃貸でも仲介手数料半額や無料の所もあります)
知らないだけで損をしていることって実はたくさんあります。
例えば保険の内容だと
火災保険に個人賠償責任保険が入っているのに
自動車保険でも個人賠償責任保険が入っている方もいます。
2重で同じ内容の保険に入っていても意味はありません。
それ以外だと携帯料金。
今は格安スマホというものがあります。
今と同じ携帯電話を使いながら携帯会社を変えるだけで月々の料金が半額になることもあります。
特に電話をしない方にはメリットが大きいです。
他にもクレジットカードでポイントを貯めて
そのポイントをマイルに交換して
旅行に行くということもできたりします。
他にもふるさと納税だったり医療費控除だったり
サラリーマンの方の特定支出控除だったりと使える制度はたくさんあります。
リフォームをした場合などでも補助金が出たりすることもあります。
こういったことって基本的に誰かが教えてくれることではありません。
なので自分から情報を取りに行く必要があるんです。
月々数千円かもしれませんが年間や数十年間で考えると
とても大きなお金になります。
ちなみに住居費用というのは
人生の中でもとても大きな支出になります。
賃貸住宅でも入居する際の費用、退去する際の費用、修繕に関する費用なども言われるがままに支払ってはいけません。
売買の場合はそれこそ数百万円単位で損をする可能性もあります。
その最たる例が仲介手数料ですよね。
仲介手数料が無料かどうかで100万円単位で損をする可能性がありますから。
もちろん納得して仲介手数料を払うのであればそれを否定するつもりはありませんが実際に「仲介業者の担当に満足している人」ってどれぐらいいるんでしょうね。
「この人じゃなければダメだった」というケースはあまり聞きませんからね。
特に新築戸建の購入の場合なんかは
昨日まで違う仕事をしていた人も多いですから。
基本的な法律すら知らなかったりすることもあります。
何にせよ知らないということで損をしないようにご注意下さい!
こちらのYouTubeでは「お金のこと」を中心に
損をしない方法などが丁寧に解説されています。
↓
いちいち自分で調べるのは面倒くさい!
という方におススメです。
※不動産業者は基本的に悪者だというスタンスです(笑)
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