重要事項説明書には法律上、記載しないといけない内容が決まっています。
ですが大手仲介会社や建売業者さんと取引をすると
とにかく「特約」が多いです。
特約によく記載されている内容
・周辺の土地は第三者所有の土地だから将来、建物の増改築があるかもしれません。
・電波受信状況によってケーブルテレビの引込が必要な場合があります。
・駐車スペースはすべての車種が駐車できるように設計されていません。
・運転者の技量、車種によっては入出庫の際に複数回の切り替えしが必要になることもあります。
・大型家具が搬入できない可能性もあります。
などなど。
こんな特約いるのかなぁというものも多いのですが
リスク回避という点では必要になるようです。
私自身、上記の内容などでお客さんとトラブルになったことはありませんが
過去の判例で
予定してた車両の入出庫が困難
という理由で損害賠償請求をされた例があるようです。
しかも購入から5年後に・・。
普通に考えれば言いがかりですよね。
車が駐車可能かどうかなんて自分で確認しておけよ!
と思う方がほとんどだと思います。
実際に隣地に建物が建築されて日当たりが悪くなった!
とか言われてもどうしようもないです。
大前提として私は
「隣に建物は建築されません。」
とは絶対に言いません。
そういえば前の会社の店長は
お客さんの車が駐車場に入らなくて揉めていたことがありました。
(完全に店長の確認不足でしたが)
販売件数が多ければそれだけ色々な経験が増えてきます。
そうなると特約がどんどん増えていきます・・。
重要事項説明書を読む立場としてはそこまで記載しなくてもと思ってしまいます。
実際に時間も長くなりますからね。
とはいえトラブルにならないことが一番なので
事前にしっかりと説明をしておくことが大事です。