ウッドショックだけでは終わらない!
ゴールデンウィークも終わり
気が付けば5月中旬ですね。
ロシアとウクライナの件などもあり
何かと落ち着かない世界情勢ですね。
株価なども乱高下が激しいようです。
日常生活においても
値上がりした商品がとても多いです。
電気料金も上がっているし
食料品も上がっています。
ご多分に漏れず不動産業界も
値上がりしています。
ウッドショックで木材が高くなったのは
多くの方がご存知だと思いますが
それ以外にも
・クロス
・キッチン、バスルーム等の水回り
・サッシ、玄関ドア
・床材、室内ドア
・給湯器、ビルトインコンロ
とまぁほぼ全てが値上がりしています。
原材料が上がっているので
当然ですが物件価格も高くなっています。
500円の食品が5%値上がりしたとして525円ですが
同じ%の値上がりだとしても
数十万円単位での値上がりとなります。
(2,000万円の建物だと100万円の値上がり)
物件価格が上昇・・
原材料の高騰もありますが
不動産の場合は土地の相場も大きく影響されます。
こちらも数%の値上がりで数十万円の値上がりとなります。
原材料も高くなり相場も高くなれば
当然ですが物件価格自体も高くなります。
数年前と比べてトータルで
100万円以上高くはなっていると思います。
買主さんが高いと思うのは仕方ないと思います。
この辺の土地相場は60万円で40坪だから2,400万円。
この建物だと2,000万円だから
トータルで4,400万円ぐらいだと思う。
だから今の販売価格4,980万円は高いから
4,500万円だったら購入する。
と言うお客さんもいますが
はっきり言って仲介業者にも売主さんにも嫌われています。
言い方は悪いですが
あなたが買わなくても誰かが買ってくれれば良い
というのが売主さんのスタンスです。
物件価格だって売主さんが
適正だと思う金額で販売されている訳です。
どうしてもその物件が欲しいなら
現在、販売されている価格で買うしかありません。
10万円のブランドバッグを見て
この商品の原価は3万円だから
3万円だったら買いますよ
というスタンスで買い物に行ったら
まず相手にされないでしょう。
価格交渉というのは
売主さんに対してのお願い
ということを忘れてはいけません。
とは言え交渉はしないと安くはなりません。
当店のお客さんでも
9割以上の方が価格交渉をします。
(交渉をするだけで通るかは別問題)
お願いして安くなったらラッキー
というぐらいの気持ちで交渉しましょう。
あまりにも大幅な交渉は
相手方に失礼ですからね。