よくある失敗例とは?
住宅を購入した後に、
「こんなはずじゃなかった」
ということは意外に多いものです。
高額な買い物なだけに笑えません、、
よくある失敗例をもとに対策を共有したいと思います。
あなたにはできるだけ失敗しないよう、参考にしていただければ幸いです。
よくある失敗例
お金の失敗
1.住宅ローンの返済が厳しい
2.住宅ローン選びを間違えた
3.維持費が予想以上にかかる
4.長期ローンがプレッシャー
5.中古住宅で思ったより費用がかかった
想定できる失敗
6.周辺環境が好きになれない
7.通勤時間・通学時間が長くて辛い
8.設備が使いづらい
9.使いづらい間取りや広さ
10.子どもが生まれたら暮らしにくかった
想定外
11.転勤になった
12.親の介護のため同居することに
13.住みたい街が変わった
14.市場の動向とそぐわなかった
15.近所のトラブル
お金に関する対策
1.住宅ローンの返済が厳しい
無理のない資金計画が重要! 予め考えうるリスクを想定し、対処できるようにしておくことが大切です。
2.住宅ローン選びを間違えた
購入を考えた時から早めに住宅ローンについて理解し、よくリサーチする。 不動産屋や銀行の意見に惑わされず、多数比較して住宅ローンの商品の候補をいくつかあげておく。
購入が決まった時点で、金利や条件市場動向などを確認して最終決定する。
3.維持費が予想以上にかかる
予め長期修繕計画を立て、毎月、別通帳で住宅費を積み立てる。
4.長期ローンがプレッシャー
余裕のあるライフシュミレーションをして、月々の返済に無理がなければ、プレッシャーはさほど感じません。 住宅ローンの期間を出来るだけ短く設定しようとする人が時々いますが、人生には想定外が起こることも!出来るだけ返済期間は長くしておいて(月々の返済額は少なくなる)繰り上げ返済で、期間を短縮するのがおすすめです。
5.中古住宅で思ったより費用がかかった
購入前に見積もりをとり、予算を立てる
お金に関する失敗が一番多いですが、
予めライフシュミレーションをして
無理のない資金計画をしておけば
失敗を回避することできます。
わからないと不安に感じたり後悔したりします。
自分のライフスタイルにあった長期資金計画と
住宅ローンに関する知識を得て、物件探してくださいね。
想定できる失敗の対策
6.環境周辺が好きになれない 購入前に周辺を散策して、予め調査しておくことが大切です。
できれば、昼、夜と時間を変えて歩いてみると良いと思います。
周辺の施設や公園、スーパー、コンビニなど、歩いて確認することが大切です。
周辺環境がしっくりこないということは、どこでもありえますし、想定外も起こります。
購入前に!できる限り自分でリサーチしておくことが必須です。
7.通勤時間、通学時間が長くて辛い
購入前に駅まで歩いて距離を確認しておきます。
毎日のことは、思っている以上にストレスになります。
駅までの距離や、バスや電車の本数なども必ず確認してください。
8.設備が使いづらい
設備のほとんどは交換できます。 どうしても使いにくい場合は、タイミングを見て交換してください
9.子どもが生まれたら暮らしにくかった
お子さんを育てる予定のある方は、お子さんが生まれてから購入を検討してみると良いと思います。 ご自身が育った地域で探す場合は、よく環境がわかっているので失敗はありませんが、そうでない場合は、お子さんが生まれてから公園や保育園、学校などの環境をリサーチして、家探しをするのが安心かもしれません。(子どもは意外にたくましいので、それほど心配することはないかも?個人的意見ですが、、)
お子さんの学校に合わせて、都度引っ越す人もいます。そんな人には購入は向いてないかもしれませんね。
10.使いづらい間取りや広さ
「
住んでみたら、思ったより使いにくい間取りだった!」なんてことはよくあることです。
家具の配置でカバーしたりして、使いやすく工夫できるところは頑張るのがいい?
どうしても使いにくい場合は、タイミングを見てリフォームと言う手もあります。
広さは変更難しいですが、、、
これ、不動産あるあるです!
意外と多いあるある!
転勤の可能性がある会社にお勤めの方は、予め転勤を想定して購入しましょう。
貸しやすい!売りやすい!流動性の高い物件を選んで購入してください。
お子さんの学校の都合で単身赴任と決めている方は、生活費がかさむので、余裕のある資金計画で
出来るだけ月々の返済額を安くしておくことも大切です。
12.親の介護のため同居することになった
これもよくある事例です。
ご両親の介護も前提に、夫婦でよく話し合っておくことはもちろん、
貸しやすい!売りやすい!流動性の高い物件を選択してください。
13.住みたい街が変わった
ライフスタイルは常に変化します。
「一生ここに住むゾ!」と決めつけず、
ライフスタイルに合わせて住み替える勇気も持っておくことも大切です。
14.市場の動向を読み間違えた
そもそも市場の動向は想定不可能!
悩んだり悔やんだりしないのが一番です。
15.近所のトラブル
どんな人が近所に越してくるかは想定不可能!
あきらめて、運が悪かったとメンタルを鍛えるか、
我慢できない時は住み替えるしかないです、、残念ですが、、、
忍耐強く、「いなくなるのを待つ」と念じてたお客さんもいたような・・・
住宅購入は、ほとんどの人が初めてで失敗も多いものです。
そもそも物件の合格点は70点ぐらいで購入する人がほとんどです。
住んでみて、気に入らないところが出てくるのは当然です。
工夫したり、楽しく暮らせるよう、あまり些細なことは気にしない方がいいかもしれません。
とはいえ、お金のことは気にしないわけにはいきません。
ライフスタイルにあったシュミレーションをもとに、無理のない資金計画を立てて、余裕をもって住宅を購入してください。
住宅ローンの勉強や周辺環境のリサーチなど怠らず、想定できるリスクはすべて想定した上で、購入を決断したら、後は後悔しないこと!
文句を言い始めたら、きりがないのがホントのところです。
「住めば都」とはよく言ったものです。
みんな誰でも、多かれ少なかれ文句が言いたいところなのです。
「住めば都」
失敗と思うかどうかも、考え方次第です!
納得した上での想定外はどうしようもないのです。
不動産屋として、経験者として対策を考えて見ました。
ご参考にしていただければ嬉しく思います。
おわります。