※写真は合成です。”深夜のドラマ俳優”のようだとの指摘がございまして(笑)
最近は少なくなりましたが
独立する前とかは「営業の本」をたくさん読んでいました。
お客さんに購入してもらうために
あれこれ考えていた時期ですね。
私自身の営業スタイルは多分、優秀な営業マンとは大違いです。
即決も求めないし
「絶対に買ってください」とも言いませんし
「これ以上の物件はありませんよ」とも言いません。
私は自分の力で決めるというより
お客さんに自分自身で買う家を決めて欲しいと思っているからです。
たくさんの選択肢があれば当然、お客さんは悩みます。
悩ませれば即決にならないし悩んだ結果、購入をしないかもしれません。
なので優秀な営業マンとやらはその選択肢をドンドン削っていき
最後に残った商品をオススメするようです。
私の考えではこの部分は少し違います。
もちろん選択肢があれば悩むことはわかっています。
以前のブログに書いていますけど
選択肢が増えて情報が増えるほど
人間は選択が難しくなるからです。
そんなことは百も承知なんですよ。
だけど悩んで欲しいんです。
住宅というのは本当に高価な買い物です。
他人にあ〜だこ〜だ言われて買うものじゃないです。
最後の選択に悩まないために
住宅のメリット、デメリットをはっきり伝えたり
私だったらどうするかを真剣に考えたりしたいです。
住宅を購入する方は大人です。
しっかりとお仕事もしていて
家庭を築いています。
お客さんはどの住宅を購入するか、購入自体をする、しないを
しっかりと自分で決めれると思っています。
だから営業をする必要もないし
「これがいいですよ!」なんていう必要もないんです。
もし結論が出せないのであれば
お客さんが悪いのではなく営業マンの問題です。
以前、働いていた会社では
他の営業マンが
「お客さんが決めない」
とよく言っていました。
お客さんは決めないのではなく
決められるだけのの情報がないんです。
まぁそういう営業マンに限って
お客さんの希望条件をあまり聞いていませんでした。
私は横で聴きながら
「それはお客さんじゃなくてお前が悪いんだろう!」
と思っていたことを思い出しました(笑)
どのお客さんも最初は自分自身で決めれないこともあります。
それはただ知識や情報、経験が少ないだけです。
そういう足りない部分を補うために
私たちのような不動産仲介業者がいます。
いつでも頼ってください。
私は頼ってくれたお客さんを信頼して
できる限りのことをする覚悟です。
ちなみに最近は営業の本を読むことはほとんどなく
哲学書を読んでみようと何冊か書いました。
2〜3ページ読むと眠気が襲ってきてなかなか前に進みません・・・。
私には難しすぎるジャンルかもしれません。