住宅を購入する時に大事なことは資金計画です。
資金計画の中には
住宅購入にはどれぐらいの費用が必要かを理解したり
住宅ローンについて理解したり
将来のいつぐらいにいくらぐらいのお金が必要かを考えたり
とやることはたくさんあります。
借入する金額については
一つの目安は返済比率と呼ばれるものです。
これは年収に対して年間の返済額が
どれぐらいの割合になるかを示すものです。
年収や銀行によって
返済比率は変わりますが
概ね年収の30%~40%ほどです。
仮に年収が500万円の方であれば
返済比率が30%だと4,800万円
返済比率が40%だと6,000万円
の借入が可能です。
(35年返済 金利0.5%で計算)
上記はあくまで借入の限度となります。
色々と考えると
返済比率の上限での借入では
生活は難しいと思います。
(共働き世帯であれば可能ですが)
じゃあどれぐらいなら安心なのか?は
各家庭で違うので当店のお客さんの事例をご紹介します。
借入額:3,700万円
年収:676万円
返済比率:17.05%
実例2
借入額:2,400万円
年収:719万円
返済比率:10.40%
実例3
借入額:3,540万円
年収:490万円
返済比率:22.50%
実例4
借入額:4,150万円
年収:944万円
返済比率:13.69%
実例5
借入額:3,100万円
年収:371万円
返済比率:26.03%
実例6
借入額:2,500万円
年収:679万円
返済比率:11.47%
実例7
借入額:3,300万円
年収:506万円
返済比率:20.32%
実例8
借入額:2,880万円
年収:361万円
返済比率:24.85%
実例9
借入額:2,950万円
年収:446万円
返済比率:20.60%
実例10
借入額:3,300万円
年収:502万円
返済比率:20.48%
今回は35年返済 金利0.5%で計算をしています。
実際にはフラット35で借入している方もいますし
変動金利でも金利が違ったりしますが
計算するのが手間だったので一律にしました。
私の体感だと25%ぐらいなかぁと思っていましたが
平均すると18.74%となりました。
返済比率が10%程度の方は自己資金を出してるので
借入金額が少なくなっています。
自己資金が諸費用分ぐらいの方だと
返済比率は21.7%ほどでした。
家族構成や車の有無、台数や生活費によって
違いはありますが概ね20%程度であれば
問題はないのかなぁと感じます。
返済比率が30%になってしまうと
毎月の生活はギリギリになりそうです。
一つの目安としては20%前後が良いでしょう。