平成31年10月1日(予定)から消費税が8%から10%になるようです。
初めて消費税が導入された時、私は確か幼稚園に通っていました。
当時、人気のビックリマンシールを集めていたので
近所のコンビニにいつも通り買いに行ったらお金が足りなかった記憶があります。
と関係ない話しはここまでにしておいて。
実際に消費税が8%から10%になった場合、住宅購入にはどれほどの影響があるでしょうか?
実際に計算してみましょう!
基本的に影響は少ないです。
3000万円の土地の場合
・仲介手数料:1,036,800円→1,056,000円(約2万円アップ)
・銀行事務手数料:54,000円→55,000円(約1,000円アップ)
・登記費用:司法書士報酬15万円の場合で約3,000円アップ
と合計でも2万円~3万ぐらいです。
中古住宅は売主さんが不動産業者か個人かで変わってきます。
個人間売買では消費税が発生しないので売主さんが個人の場合は
上記の土地と同じぐらいの差しかありません。
一方、不動産業者が売主さんの場合は
建物代金にだけ消費税が発生します。
築年数やリフォームの具合にもよりますが
総額3,000万円の住宅であれば
土地代:2,000万円
建物代:1,000万円
ぐらいの内訳になると思います。
2%違えば消費税額は約20万円の差になります。
総額から考えると1%以下ですし
住宅自体は内税なのでそこまで気になることはないと思います。
不動産業者が売主という点では新築戸建も中古戸建と同様です。
最も影響があるのはハウスメーカーで注文住宅を建てる予定の方です。
建物代金はメーカーさんによって違いますが
大手ハウスメーカーなどは建物代金が3,000万円というのは普通だったりします。
建物代金にはそのまま消費税が発生するので
消費税8%の時は240万円だった消費税が10%に増税されると300万円になります。
その差はなんと60万円!60万円あればカーポートが設置できたりワンランク上のキッチンがつけれたりします。
時期が少し変わると同じ建物でも60万円の差になります。
これはとても大きいと思います。
簡単にまとめると新築戸建や中古住宅を検討している方にはほとんど影響がありません。
土地を探してハウスメーカーで建築する人だけ増税の影響がありそうです。
土地探しは新築戸建や中古住宅と違い時間がかかることが多いので
早めに動くことをお勧めします。
ハウスメーカーさんも増税前は駆け込み需要などで忙しくなる可能性もありますしね。
(ハウスメーカーさんは土地を持っているお客さんを優先する傾向があります)
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