住宅設備には色々とありますが
法律上設置が義務付けられているものや
建物のメンテナンス上、付けておいたほうが良いものなどがあります。
簡単にですがどの建物にもほぼ付いている設備を紹介します。
まず法律上、設置が義務付けられている設備の代表として
「24時間換気」です。
現在の住宅は気密性がとても高いです。
気密性が高いと言うことは室内の空気が外に出ていかないということです。
建材の中には多少の有害物質が含まれています。
(クロスを貼るときのボンドなど)
室内に空気が篭るとシックハウス症候群になるリスクが出てきます。
そのため法律上、設置が義務付けられているわけです。
室内にはこんな感じで取り付けてあります。
電源などはなく蓋を外すと綿みたいなものがあるだけです。
この換気口から外部の空気を取り込んでいます。
吸気はこの換気口から行い排気はトイレ、浴室などの換気扇から行うのが一般的です。
最近の住宅には浴室乾燥機能とセットで24時間換気という機能もあります。
これで換気、暖房、乾燥、涼風も行うことができます。
(あまり使っているという方はあまりいないようですが・・・)
もう一つ法律上、必要なものが「火災報知器」です。
各居室への設置が義務付けられています。
多くの場合は「電池式」の簡易なものです。
建物の設備に関してだと
・ペアガラス
空気層があることで外の冷気、熱が伝わりにくくなっているのと室内側の冷気、熱が外に逃げないようになっています。
単層のガラスと比べて結露もしにくいです。
・ベタ基礎
ひと昔前は布基礎という工法でした。
基礎部分だけコンクリートでそれ以外は土のままです。
地面からの冷気が伝わってきたり、湿気が篭るというデメリットがありました。
・床下収納(床下点検口)
建物の床下には給排水やガスの配管などが通っています。
設備の点検やシロアリ対策の防蟻処理などをするために床下に潜る必要があります。
そのために点検口が空けられています。
蓋を開けるとちょっとした収納になっています。
(プラスチック性の入れ物なので重たい荷物を入れると壊れる可能性が高いです)
・天井の点検口
これはクローゼットの上に付いていることが多いです。
雨漏りなどをした時など天井の補修をする時に使ったりします。
それ以外だとお風呂の追い炊き機能、洗面台のシャンプードレッサー、キッチンの浄水機能付き水栓、3口コンロ、トイレのウォシュレットなどもほぼ標準です。
キッチン扉も最近はスライド式が一般的です。
大きな違いとしては床暖房、食洗機の有無があります。
まぁそれ以外にもガラスの種類や扉の閉まり方などもありますが細かすぎるので解説はやめておきます。
どうしても気になる方は一緒に見学に行きましょう(笑)