昨日は中古マンションの売却についてのお話があったので
ご自宅にお邪魔して色々と話をしてきました。
昨日のお客さんの相談は売却するか賃貸に出すかどちらが良いか?という点でした。
これに関しては正解がありません。それぞれメリットもあればデメリットもあります。
まず賃貸のメリットは
・将来的に自分が住むことができる(定年後に家賃の支払いがない)
・住宅ローンの支払い金額以上で貸すことができれば月々プラスの収支になる
・将来的に売却をした時に手元にお金が残る
デメリットとしては
・ずっと満室が続く訳ではないので空室時に手出しをする必要がある
・室内のメンテナンスや設備の修理をする時に費用が発生する
・築年数が古くなれば家賃が安くなり月々がマイナスの収支になる可能性がある
売却のメリットは
・住宅ローンの残額以上で売却ができれば手元にお金が残る
・リフォームなどをする必要がないので手間がかからない
デメリットは
・住宅ローンの残額以下の場合は自己資金を入れないといけない
・売却まで時間がかかることもある
今回のお客さんは
・次に住む場所がすでに決まっている
・次に住む場所の家賃の支払いがない
という点もあったので
住宅ローンの残高以上で売却ができれば売却の方がメリットがあると考えました。
次に住む場所の家賃が不要であれば
今まで支払っていた住宅ローンを貯金に回せますからね。
10年間であれば1,000万円以上の貯金ができます。
不動産仲介の仕事は購入でも売却でも
お客さんの将来をしっかりと考えて様々な提案をすることです。
自分の目先の利益で買った方がいい、売った方がいいというのではダメなんです。
という訳で早速、インターネットに物件を登録して販売活動を開始します!