不動産取得税とは
不動産取得税の税額計算式
特定の住宅は課税標準を軽減
[固定資産税評価額ー控除額]✕税率3%=税額
控除額:床面積50㎡以上240㎡以下であれば1,200万円
(令和2年3月31日までに新築された認定長期優良住宅は1,300万円)
【一定の要件を満たすもの】
自己の居住用で、
未居住の新築住宅以外であり
次のいずれかの要件に該当する
床面積50㎡以上240㎡以下の住宅
・昭和57年1月1日以後新築
・地震に対する安全基準に適合することが証明されたもの
・取得日までに耐震改修工事の申請等をし、かつ、
居住日までに耐震改修工事を完了していること等
特定の住宅の敷地は税額を軽減
不動産取得税の計算方法は?
令和元年中に
新築建売住宅
(床面積95㎡ 固定資産税評価額1,500万円 認定長期優良住宅)と
その敷地
(面積200㎡、1㎡当たり固定資産税評価額20万円)を購入
住宅の税額は?
固定資産税評価額 特例控除額 税率
(1,500万円 ー 1,300万円)×3% = 6万円
土地の税額は?
固定資産税評価額 特例 税率
(20万円 × 200㎡)× 1/2 ×3% = 60万
A:4.5万円
B:(1㎡当たり固定資産税評価額20万円×1/2)×(床面積95㎡×2)×3%=57万円
A Bいずれかの多い方の金額を税額控除
➡60万円−57万円=3万円
不動産取得税の合計額は?
住宅の税額 土地の税額
6万円 + 3万円 = 9万円
ここがポイント
自分で申告しなくても、司法書士が提出してくれる場合も多いので決済の時に確認してみましょう