すっかりお久しぶりのブログになってしまいました。
この1~2ヶ月は比較的遠方に案内に行っていました。
それ以外にも自社で売却の依頼を受けた
マンションのリフォームの立ち会いなどで外出が多かったです。
という無駄話はここまでにして
本題に入りたいと思います。
様々な物件を見学して
気に入った物件があれば
購入の申し込みをして
売主さんと条件面で合意が得られたら
次の手続きはご契約となります。
契約時には
・重要事項説明書の読み合わせ
・契約書の読み合わせ
・付帯設備、物件状況報告書の読み合わせ
・保証の説明
などがあります。
(付帯設備、物件状況報告書は中古の場合、保証の説明は建売の場合にあります)
契約書や重要事項説明書の内容を一つ一つ解説すると
とても長くなります。
なのでここだけは理解しておくべき内容をお伝えします。
(重要事項説明書、契約書の読み合わせは2時間前後かかります)
契約書、重要事項説明書の中には様々な日付が記載されています。
以下が代表的なものです。
●手付金解除期限
ご契約時には買主さんから売主さんに
手付金というお金を支払います。
手付金については以下の記事をご参考下さい。
手付解除期限内であれば
買主さんは手付金の放棄
売主さんは手付金の返却+手付金と同額の支払い
で契約を解除することが可能となります。
●融資特約期限
融資特約期限は住宅ローンを利用する場合に関係する特約です。
住宅を購入する際に住宅ローンを利用することが前提のケースがほとんどです。
ですが契約後に住宅ローンが利用できなかったらどうなるでしょうか?
売主さんに売買代金を支払うことができなくなってしまいます。
代金が支払えないと買主さんの違約になり違約金の請求対象となってしまいます。
契約内容によりますが違約金は売買代金の10%~20%です。
これでは流石に買主さんのリスクが大きいので
万が一住宅ローンが借りれなかった場合は
融資特約期限内であれば白紙解約できるという内容です。
なので融資特約期限までに融資の結果を出しましょう。
融資特約期限を過ぎて融資が借りれなかった場合は
融資特約が適用されないので違約解約となります。
●引渡期限
買主さん側は残代金のお支払い
売主さん側は登記手続きに必要な書類の準備、鍵のお渡し
などの期限となります。
買主さん側は住宅ローンの手続きが間に合うかを確認しましょう。
建売住宅の場合、契約から引渡しまでの期間が1ヶ月以内だったりします。
この1ヶ月の間に
融資の本申込み、融資承認後に住所移転、金消契約
と様々な手続きが必要になります。
役所は平日しかやっていなかったりするので
お仕事の調整が必要になることもあります。
契約時に引渡し期限がいつか?
各種手続きは間に合うのか?
をしっかりと確認しないと引渡し期限に間に合わず大変なことになります。
期限があるものに関してはその日付を確認し
逆算をしていつまでに何をやらないといけないかを確認しておきましょう。
実際にあったお客さんの例だと
9月6日 購入申込
9月10日 契約
9月18日 本申込み
9月29日 融資承認
10月5日 金消契約
10月13日 お引渡し
他のお客さんは
1月27日 購入申込
1月30日 契約
2月2日 本申込み
2月13日 融資承認
2月21日 金消契約
2月27日 お引渡し
というスケジュールでした。
完成済みの建売住宅は契約から引渡しまでの期間が短いので
事前にスケジュールの確認をしっかりとしておきましょう!
長くなったので次回に続きます!